たったこれだけ︕Googleタグマネージャーを理解してアカウント作成まで完了させたい⽅へ

たったこれだけ︕Googleタグマネージャーを理解 してアカウント作成まで完了させたい

1 Googleタグマネージャーとは

Googleタグマネージャーとは
Googleタグマネージャー(GTM)は、Googleが無償で提供している「インターネット上に存在するツールのタグを⼀元管理する」ツールです。

例えば、あなたはこんな問題が発⽣したことはありませんか︖
・各Webページに埋め込まれているタグを把握できない
・Webページに貼られているタグが多くて更新や管理が⼤変
・Webページの管理を外部委託しているので、すぐにタグの追加や削除ができない

新しいタグが増えれば増えるほど、HTMLは複雑になり管理が難しくなります。このような問題を解決するための⼿段として「Googleタグマネージャー」が開発されました。これまで、HTMLに必要なソースをそれぞれ追記していましたが、Googleタグマネージャーを使うことで、タグを1つ書くだけで状況を把握し管理することができるようになります。つまり、HTMLを書き換える必要がなくなるということです。そうすれば、あなたはタグの管理に時間を取られることなく、効率的に仕事を⾏うことができます。

Googleタグマネージャーは誰でも無償で使えるツールなので、初⼼者の⽅もぜひこの機会に使いこなせるようになることをおすすめします。

2 Yahoo!タグマネージャーとの違い

Yahoo!タグマネージャーとの違い
タグマネージャーには、Googleタグマネージャー(GTM)のほかにYahoo!タグマネージャー(YTM)がります。初⼼者からすると、何がどう違うの︖結局、どっちを使ったらいいの︖という疑問もあると思うので、ここではそれぞれの違いを⽐較し説明します。

【GTMとYTMの違い】

項目GoogleタグマネージャーYahoo!タグマネージャー
利用料無料無料
※Yahoo!プロモーション広告のアカウントを開設している必要があります
対応しているタグの数80種類120種類
サポート豊富(ヘルプサイト)乏しい(Googleと比較すると少ない)
プレビュー機能
エラー検知
Googleタグマネージャー利用料:無料対応しているタグの数:80種類サポート:豊富(ヘルプサイト)プレビュー機能:有エラー検知:無
Yahoo!タグマネージャー利用料:無料
※Yahoo!プロモーション広告のアカウントを開設している必要があります
対応しているタグの数:120種類サポート:乏しい(Googleと比較すると少ない)プレビュー機能:無エラー検知:有

Googleタグマネージャーは、GoogleAdwordsやGoogleアナリティクス等のGoogleが提供しているサービスに対応しているため、既にGoogleのツールを導⼊しているのであれば、Googleタグマネージャーを導⼊することをおすすめします。反対に、Yahoo!プロモーション広告やYahoo!ディスプレイネットワーク等を利⽤している場合は、Yahoo!タグマネージャーの⽅が管理しやすくなります。

3 Googleタグマネージャーでできること

Googleタグマネージャーでできること
Googleタグマネージャーを導⼊することであなたは、タグを管理する⼿間を⼤幅に減らすことができます。しかし、何がどう良くなるのかを理解しないまま導⼊すると、その恩恵を受けることがあまりない可能性もあります。必ず、導⼊した後の効果を検討し導⼊するようにしましょう。

【Googleタグマネージャーでできること】

3-1.WebページのHTMLを編集することなくタグの追加や削除、編集ができる

これまでは、HTMLのソースを記したり削除することでタグの管理をしてきました。そのため、HTMLが苦⼿の⽅にとってはなかなか⼿を付けられない領域でした。しかし、Googleタグマネージャーをうことで、HTMLを編集することなくこのような作業を完了されることができます。また、タグを公開する前にプレビューで確認したり、ミスが発⽣した場合は直ぐに前の状態の戻すこともできます。

3-2.各ページの配信設定や状態を管理画⾯から確認できる

細かな配信条件を管理画⾯から設定できます。また、どのタグがどんな役割を果たしているか、それぞれに名前を付けて管理することがきます。これにより、あなたが以外の⼈がタグを管理することになった場合でも、混乱することなく引き継ぐことが可能になります。

4 Googleタグマネージャーにできないこと

Googleタグマネージャーにできないこと
ここでは、Googleタグマネージャーではできないことについて説明します。「できると思って導⼊したのに、実はできなかった」などということがないよう、事前にしっかりと確認してください。

【Googleタグマネージャーでできないこと】

4-1.全てのタグを管理すること

Googleタグマネージャーは、管理できるタグと管理できないタグがあるので注意が必要です。Googleタグマネージャーで管理できないタグは以下の2つです。

・同期処理が発⽣するタグ
・SNSなどへの投稿ボタン

同期処理が発⽣するタグやSNSなどへの投稿ボタンは、JavaScriptの処理が完了するまでページの読み込みができないため、ページの表⽰が若⼲遅くなります。そのためタグが処理されるタイミングが安定しないため、タグを管理することができせん。

4-2.【イメージ】

ページ読み込み → JavaScript読み込み → JavaScriptの処理 → ページ読み込み完了

FacebookやTwitterなどSNSへの投稿ボタンを管理することはできないので注意してください。

5 Googleタグマネージャーアカウント作成⽅法

Googleタグマネージャーアカウント作成⽅法
Googleタグマネージャーを利⽤するには、まずアカウントを作成する必要があります。ここでは、アカウントの開設⽅法を説明していますので、⼿順に沿って作成してみてください。

Googleタグマネージャー TOP
Googleタグマネージャーのページを検索してください
①無料で利⽤する

 

Googleタグマネージャー 設定
②会社名を⼊⼒
③⽇本を選択
④コンテナ名を⼊⼒
※コンテナ名にはサイト名を⼊れる管理しやすくなります
⑤Googleタグマネージャーを利⽤するプラットフォームを選択
⑥作成

 

Googleタグマネージャー 利用規約
⑦「はい」を選択
※利⽤規約は⽇本語は表⽰されません

 

Googleタグマネージャー ソース
⑧表⽰されたタグをコピーしWebサイトへ貼付け
⑨OK

6 まとめ

Googleタグマネージャー まとめ
いかがだったでしょうか︖Googleタグマネージャーは、⼀⾒すると初⼼者には扱いにくいツールのようですが、こちらのページを読んで頂き解説通りに設定すれば、それほど難しいものではありません。そのうえ誰でも無料で使えるので、ぜひ導⼊することをおすすめします。ただし、導⼊前に考えておくべきこともあります。それは、導⼊作業にかかる時間です。利⽤料こそ発⽣しませんが、導⼊するには全てのページにGoogleタグマネージャーのタグを記述し、これまでのタグを全て削除し、さらには管理画⾯で配信設定をおこなう必要があります。Webサイト全体のボリュームが⼤きければ⼤きいほど、導⼊にかかる時間が必要となります。なので、規模が⼤きい場合は、サイトリニューアルや新設する時に合わせて導⼊すれば作業時間も⼤幅に削減できます。Googleタグマネージャーを導⼊することで得られるメリットは多いですが、導⼊の時期もしっかりと検討する必要があります。

PS.
Googleタグマネージャーの導⼊と同時に、Webサイトのリニューアルや新設をご検討であれば、あなたに最適なご提案をさせて頂きます。
ぜひお気軽にご相談ください。
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